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なぜ、ママは悩むかというと…

 子どもが学校に行かないなんて!!…と深く深く悩まれるお母様がいる一方で、ああ、うちの子、学校なんて行ってないわよ、いいんじゃない、アタシも行きたくなかったもの〜♪…あっけらかんと笑うお母様がいます。その一方で、というよりほとんどの親御さんは、子どもが学校に行きたくないと言い出す時、本当に不安に打ちひしがれるわけですが…なぜなんでしょう?  学校に行かないと勉強が遅れるから?友人関係が壊れてしまうから?進学に支障が出るから?…そうかもしれない。親としてもっとも不安に感じるのは、「子どもに自分の知らない生き方をさせることになること」ではないでしょうか。 自分を振り返ると、学校は好きとはいえないけれどそれなりに過ごし、進学し、社会人になった、平凡だけどフツーの生活を送れている…でも!どうやらこの子はそうではないことになるようだ。学校に行かないといっている!集団行動ができない!進学ができない!そんなふうに育った人間を受け入れてくれる社会は日本には存在しない!…自分の今まで歩んできた世界とは違うところに子どもを放り出す不安にかられていませんか。 アタシも行かなかったもん!と笑えるお母さんは自分が歩んだ道なので特に問題も感じていないのですが、フツーに来たと思っているお母さんたちにとっては、アウトローのなんとも頼りない道なき道を我が子に歩ませるのが恐怖でしかありません。 でもね、とにかく深呼吸。

10万人のママたちへ!

 平成28年度の統計では、小中学校の不登校生は12万人を超えているようです。「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について」文部科学省初等中等教育局児童生徒課http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/10/__icsFiles/afieldfile/2016/10/27/1378692_001.pdf  ということは…不登校生のママっていう人達が10万人以上は居るっていうことですよね。みんな悩んでいるはず。どうして学校に行きたくないんだろう?学校に行けるようにするにはどうしたらいいんだろう?いや、学校なんて行かなくて良いのかな?でも、そしたらどうなるんだろう…??? 親の心配は、本人達以上だと思います。若者たちの将来への漠然とした不安は、どこか希望や夢をその中に含んでいるけれど、学校で過ごして、卒業して、社会に出て…という道しか知らずに生きてきた親世代は、なんとも暗鬱な不安感にさいなまれます。  富国強兵の国家観に基づいて構築された日本の教育制度に少々無理が来ていることは確かです。詰め込み式を反省して、考える力を育むゆとり教育ということもやってみましたが、指導者を育てるという準備が万全とはいえませんでした。「個性を育てる」ということを「みんなで一斉にやる」という矛盾をはらんで、学力の低下を招いたようです。 国としても年々増える「不登校生」になんとか対策をといろいろ打ち出してはいるのですが、学校教育自体の制度疲労があることは否めないと思います。  でも、そんな批判をしている場合ではない!だって、もう夏休みだし、2学期になっちゃうし…。親は途方にくれるのです。 じゃあ、学校なんて行かなくて良いんだ!居場所はたくさん作られている。 いやいや、でも学校でしか味わえない、体験できないものがあることは確か。  どうしたらいい? 学校のカウンセラーは「学校にもどるためにこうしたら」という提案をします。 フリースクールの先生方は「学校以外にも道はあるんです」というでしょう。 お医者さんは「今は勉強よりも休むことです」とおっしゃいます。

何があったか、は関係ない

GW入りましたけど…さて、どうでした?新学期。クラス替えとか、新入学とか、学校が苦手な子ばかりでなく、学校大好きな子たちにとっても緊張感の続く1ヶ月ではなかったでしょうか。それをじーっと見守るお母様方にとってもなんともシンドイ時期だったのでは。なんだか元気ない様子で帰ってくるつまらなそうに日々を過ごしているそこに気づくと聞いてみたくなります。「どうしたの?何があったの?」たいがいは「別に」とか「何も…」なのでしょうけれどまあ、その場の雰囲気次第で話し始めてくれたとしましょう。こうなって、それで、これこれこうで、こんなふうで…と。時間をかけて聞き出した内容って「なあんだ、そんなこと!?」ってことがほとんどじゃないかと思います。友達とちょっとした感情のぶつかり合いになったとか先生からきついこと言われたとかゲームが上手くいかなかったとか…で、言っちゃうんですよね。「それは良くあること。しばらくほっとけばいいわよ。でもまあ、謝ってみたら?」「先生はこういう事情があったんじゃない?ママからもお話しとこうか」「ゲームねえ、まあ、何事も経験値を重ねる必要があるってことよ」まちがってません。その問題にはこういう見方や、こんな解決策があるっていうことを提供してあげています。なんとかそこから救い出してあげたい、そんな気持ちからです。