例えば…このうさぎを見てどう思うだろう?
年老いて痩せて筋張った体。長いというより大きいといったほうが適切な耳。硬そうな毛に、肚には少し皴もあるように見える皮膚。こけた頬。どこに焦点があるのかわからない目つき。うさぎならではの可愛らしさといったものがまったくない。視点を変えて、食用であるにしても、こんなに筋張っていて骨太なのでは美味しいはずがあるまい…ええ?なにー!?このうさぎー、変なのー,しょぼーい、かわいくな〜い…。
で、このひどくコキオロシた表現をこんなふうに言い直してみる。
「スピードを生み出す長い脚」「荒野を生き抜いてきた強靭な体躯」「どんなささやかな気配も聞き逃さない大きな耳」「あらゆるものを見逃すまいとする眼差し」「厳しい風を長く受けつづけた鋭い鼻先」おっと、なんか違う、野性味あふれる渋い中年うさぎに見えてきませんか。
おんなじ写真ですけどねw
(ちなみに…このうさぎさんはジャックラビットという種類で、中南米の砂漠地帯にお住まいです。我々が良く見る丸顔のアナウサギ類とは種類が異なり、速度は時速64キロ以上が測定されており、体長もコヨーテと見まごうほどの60センチ前後だそうです。あ、ちなみに狩人が食べることもあるそうで結構美味だとか)
最近、イイカエ遊びがマイブームです。
小さい見えづらくなってきているのは「年を重ねて細かいことを気にしなくて良いようにオトナの眼になった」からだし
近所の少々うるさ型のおじさんは「街とそこに住む人に対する愛情が溢れ出して押さえきれない人」だし
評判の悪いお料理は「私のアーティスト性の高さについて家族には理解してもらいにくい」からです。
…まあ、それって、あんまりうれしくないことを、都合よく解釈してるだけだろうと家族からは批判を受けますが、何事も愛から見ないとね。
いやいや、あえて悪い方にイイカエて楽しむこともあります。
今年のヌーボーは「酸味と果実の風味のバランスが取れた」ワインてのは要するに「これといって特徴のない」ってことね、
とか
「努力の跡がうかがえてなかなか感動しました」っていう、新人パフォーマーに対する審査員の優しい感想は、「一生懸命やってたのはわかったけど、たいしておもしろくはなかった」ってことよね
とか
皮肉屋で嫌みな自分を見てオモシロがってもいます。でもまあ、こっちはあんまりやりすぎると良いコトないからほどほどにですけど。
事象はまったく変化がないのに、ちょっと言い換えてみるだけで見え方やこちらの感情が全く違うものになることを楽しんでいます。趣味悪いかな;;; でも、お金もかからず手軽な一人遊びとしては、かなりオススメなんですよ。
物事をどう受け取るか、っていうのはひとそれぞれです。
モノにもコトにも、それ自体には善悪も良否もありません。ニンゲンがそれをどの感情で受け取るかということにすぎないのです。
不登校ということに繋げて考えると
「学校に行かない」のは別に悪いコトでもないし、逆に学校教育の矛盾に対抗する勇気ある行為でもありません。
学校に行かないと「困る」ことは確かに在るでしょう。でも「困る」ってのはニンゲンの感情ですよね?困った出来事が次から次へと起る訳ではなくて、生じる出来事にこちらが驚いて、不安になって、「困る」だけで、「学校に行かないこと」が「困る」という性質のものではないはずです。
今、起っている出来事が「困った」ことだと思うなら、何か別のところから見てみませんか。
一人では難しいのです。
お手伝いします。
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