小4の12月に転校してきて、割と上手い具合にクラスに受け入れられて…
でも、小学校5年生でクラス替えと担任変更があったとき
息子はいろいろな「集団」に入り損ねました;;;
まあ、そこが始まりだったことは確かです。
詳細はまた別に書くとして、不登校生母として私がやってきたこと、経験したこと、
つまり このことについてはお話できますよ〜というメニューを並べてみようと思う。
ひとつひとつに長ーい記事が書けてしまうけど、ちょっとだけ、思い出をプラスしながら。
□ 朝の校門前で立ち尽くす
行きたくない子を説得して校門前まで連れて行き、しかし、どうにも入ろうとしない…雨の中傘を差して何時間も立っていたこともありました。
□ 「帰りたいといってます、お迎えにきて下さい」と学校からの電話
小学校5年生ですが、安全上、一人で帰すわけにはいかないのだそうですね;; 出席できた日もたいがいはこの連絡がはいったので、外出もままならない日々でした。
□ 「すみません、今日も行きません」と謝る
毎日学校に連絡するのが本当に苦痛。「ごめんなさい」「すみません」「申しわけありません」を繰り返し、自分自身が惨めに思えてくるつらい時間でした。
□ 担任・学年主任・副校長・校長との関係
小学校の先生とはわりといい関係を築けていたと思う。役員などもやって、息子よりずっと,学校には顏をだしていましたから。ただ、やはり、「公的な組織」という枠組みから出ていただくことが難しかった。きまり、前例、役職…そういった拘束が大きい。後述するが、私立中学はそのあたりが随分柔軟で助かった。
□ 病院、教育センター、学校のカウンセリング
臨床心理士さん達にも大変お世話になりました。息子にとって、じっくり話を聴いてくれる人の存在は本当に大きく、こころの支えでもありました。ただ、この方々も「組織」に所属なさっているので、ご本人の転勤だったり、息子の学齢(教育センターでは区内の小学生しか対象にしないとか)などでお別れを余儀なくされることが多かった。
□ 修学旅行についていく
息子にとってはとにかく「集団」ということが恐怖の対象でした。修学旅行も行きたくないと拒んだのに、「思い出づくりだから」と私が無理強いして行かせました。担任の先生も心配して、夜中に帰りたいと言い出されると困るのでということで、私は近隣の宿に泊まって待機していました…一晩目はクリアしましたが、結局翌朝引き取りに行きました。
□ フェンス越しの授業、職員室登校、別室放置
集団が苦手ということなら、という気遣いから教室の一番後ろの席にフェンスを立ててそこにいるのはどうだろう?と担任の先生がお考え下さり、ひとりでそこに座っていた時期もあった。これは、教員のいじめにみえるだろうと他の先生からのご注意があり、職員室登校になって副校長先生と過ごす日々もつづいた。職員室登校のメンバーが増えてきてしまって教室の居づらい子どもたちが別室に集められると、これがまた批判されて、息子は空き教室にひとりで入れられるようになった。基本的にはほおっておかれるので、一人で屋上近くの階段に座って時間を潰している毎日だったらしい。ここにいたってやっと、私は「もう学校には行かなくて良い」と言ってやることができた。やっぱり、私が、学校好きで離れられなかったんです。
□ 学校には行かないが塾には行く
私立中学を受験したいとなんとなく思っていたのですが、小学校に行けなくなるとこれはもう、同じメンバーが進学する中学には行きたくないということで、私立中学受験のモチベーションが高まりました。とはいえ、集団塾で切磋琢磨することはできず、少人数制の塾を探して入りました。なかなかキビシイ指導もあったのですが、息子はここでの勉強も友人関係も大変楽しんで過ごしました。小学校5,6年生時代の学習の99%はこちらの塾で、でした。
□ 修学旅行は行かないが一人旅はすることをゆるす
学校に行かないので普段の生活の90%は母親と一緒、修学旅行に母に着いてきてもらう、という「あまえんぼ」「依存体質」にみえる息子ではあるが、一人になることに恐怖があったり寂しいというわけではなかった。鉄道好きということもあって、写真を撮りに宿泊ありの一人旅に出かけることを許していた。そんなわがままを許すなんて、という人もいたけれど…まあ要するに私も一人になりたかったのだ、と思う。
□フリースクールを探す
学校になんて行かなくて良い!といったものの、親子二人でずっと遊んで過ごすのも不安で…やはり居場所や勉強が出来る場所をとフリースクール探し&体験もいたしました。
(以下続きます)
□ 私立中学と公立中学のちがい
□ 学区の違う中学に行く(教育委員会で話す)
□ 退学する
□ 高卒認定試験
□ 大学受験と勉強
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