平日昼間、子どもとどう過ごすか

学校には行かない…で、日中、不登校生をどう過ごさせますか?

ワークブックの自習をしなさい、とか、動画の授業を見せたり、とか…でもそんなのって意外と時間は潰せないものです。


東京の真ん中でのサラリーマン家庭の3人暮らしですから、やってもらえるお手伝いというのも風呂掃除やら買い物くらい。農作業や動物の世話なんてのをやる環境にはありません。体も精神も割と大人びた子だったので、年齢に関わらず雇ってもらえるアルバイト先ってなんでないんだろう??と真剣に考えたこともあります。(もちろん、発展途上国の低年齢労働者の社会問題については良く知っています。でもね、先進国として子どもが「社会に貢献してかつ対価も得られる」っていう体験をする機会も認められていいかなと。この件に関してはまたいずれ書きます)

なので結局、テレビ、DVD、インターネット、ゲーム!になっていました。

まあ、私も好きな方なので、必ずしもビデオゲームを敵視はしないのですが、大切な時代を画面と機械の音で過ごさせるのは残念な気がしていました。で、まあ、とにかく外に出ようかと、二人でせっせと遊び歩いた(そうせざるを得なかった)時期がありました。


美術館、博物館は都内の小中学生は無料のところが多く、助かりました。月曜がお休みなのはちょっと困りました。ただまあ、子どもの年齢によってはポカン…という展示物もありますが、お願いすると学芸員の方が説明して下さったりするので、かなり面白い時間つぶしでした。


映画、お芝居。これはわたしの趣味で;;;私が見たいと思っている演目のところに連れて行くことになるのですが、あまり大勢のところに長い時間いるのは息子にとってあまり楽しい時間ではなかったこと、そんな息子が隣にいると気になって私自身が楽しめなくなっていたこと、なによりお値段が大変高いので、2人で行くのは少なくなりました。


ゲームセンター、ボウリング場。ゲームセンターは昔は「不良の巣窟」みたいに言われてましたけど…そういうイメージもなくなってます。でも、もっとビックリしたのは、日中のゲームセンターってお年寄りばっかりなんですよ。私たちと同じように、きまった居場所がなくて時間が潰せるところを求めているのだなあと思いつつ。息子が妙に上手くて、コインをいっぱい貯めてしまったので何度か続けて通いましたが、そうなると不思議なもので飽きてきます。 ボウリングは意外と体力を使うので私の方がへたばって、やめました。


図書館。無料だし、空調も整っているし、時間つぶしには最高!! でも、二人で行くとついついおしゃべりをしてしまって、注意されることが多かったので、息子一人で行くようにしました。すると、「あなた学校はどうしたの?」ときかれるようになり(まあ、毎日午前中からいたらね…;;;)足が遠のきました。


鉄道写真撮影。息子の趣味です。けっこうイイ写真撮ります(親ばかです)。とはいえ、小学生を線路近くの畑とか、駅の端っことかに日中ずっと立たせておくのは、人目をひいて「あなた学校は?」と聞かれる原因になるので、一応私が立ち会います。本人は嬉々として永遠にでもそこで写真を撮りつづけるのですが、炎天下や雨の中ぼうっとそばにいるのがどうにも辛く、そう何度もはつきあえませんでした。 おかげさまで中学生になると、すっかり大人にみえる容姿になりましたので、おひとり様行動をお願いしていました。


釣り堀。ええ、中央線沿いのあそこですよw。同じ釣り竿、同じ餌なのにどうしてこうも上手い下手がでるのか;;; ベテランの釣り人が餌のつけ方のコツを教えてくれて、その結果の違いに驚きました。でも、やっぱり、それだけの違いではないようでしたが。


……もっと、いろいろあるんですが、とりあえずこのくらい。


毎朝、「さて今日は何する?」と考えなくてはいけませんでした。

贅沢なようですし、今考えるとなかなか楽しい暮らしだったようにも思えるのですが、どこへ行っても「なんでお金と時間使ってこんなことしてるんだろう?」と虚しさや罪悪感ばかりがあって、分裂気味な日々を過ごしていました。

こんなことしていてこの子はどうなるんだろう?こんなふうな親子はどう見えてるんだろう?…そう思いながら結局ずうっと二人で過ごす毎日。 良いことなかったです;;;



追記

フリースクールっていう選択もあったんで、見学も体験入学も実際の入会もけっこうしたんですけどね…。その話しはまた。



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不登校生ママのお話聴きます うさぎの耳

どうやら,我が子は学校に行きたくないらしい と分かった時、 親は、この子にどうしてあげたらいいのだろうと必死で考え、支えようとします。 お気持ち、わかります。 お母さん、お父さん、自分のつらさは語ってはいけないのだと思っていませんか? 小さな声を聞き逃したくない「うさぎの耳」です。

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